医療脱毛について
医療脱毛とは、レーザー照射で毛根組織(毛母細胞・毛乳頭)やバルジ領域(発毛を促す領域)を破壊して発毛を促す領域を破壊する脱毛方法です。美容脱毛で行われる光照射よりパワーが強く脱毛効果が高いため、永久脱毛が実現します。毛を生成する組織や、発毛を促す領域を破壊することは医療行為であるため、クリニックなどの医療機関でしか受けられません。クリニックには医師や看護師が常駐しているため、万が一、肌トラブルが起こった際も医師が対応し、しっかりとケアができるのがメリットです。
永久脱毛とは、アメリカの電気脱毛協会(AEA)で「最終脱毛から1ヶ月後の再生率が20%以下である脱毛」と定義されています。「施術を行うと二度と毛が生えてこない」という脱毛ではありません。減毛された状態が長期間維持される効果を意味しているため、施術後しばらくすると、少量の毛が生えてくることがあります。
レーザー脱毛や高出力の光脱毛は、医師法第17条に違反する「医師免許を有しない者による脱毛行為」に該当するため医療機関以外では受けることができません。
当院では、「蓄熱式の光を」照射して発毛を抑制する欧州CE認可のニュートリダーモ・バイタル社の美肌治療機種「ウルティマグランデ」を導入しています。蓄熱式の光エネルギーが皮膚の浅い層にある発毛因子細胞に低温度でゆっくりと加熱して、新たな発毛を停止させます。皮膚の負担や痛みはほとんどありません。従来のレーザー脱毛は痛みが伴い、蓄熱式脱毛でジワジワと熱さを感じることがありました。当院の医療脱毛は、痛みが非常に少なく、患者さんの負担が少ないのが大きな特徴です。医療機関専用マシンなので、高出力かつ高速で全身脱毛も短時間で完了します。
当院の医療脱毛の特徴
医療脱毛は医師の診察により適切な施術を行います。当院では蓄熱式脱毛器を導入しており、通常のレーザー脱毛や光脱毛より痛みは少なく、やけどのリスクが高まることもあり麻酔を使用しておりません。出力を細かく調整し、個々の肌質や毛量、回数を見極め、痛みは我慢できる範囲で施術を行っていきます。
少ない回数、少ない回数で終わる
医療脱毛は、美容脱毛より少ない回数と短い期間で施術ができます。施術を行ってから次の施術までの期間は1ヵ月ほど空ける必要があります。自己処理が楽になる回数は医療脱毛は1~3回で実感できます。美容脱毛は、6~10回です。部位や毛量によりますが、必要な施術回数は、毛質や部位によっても異なりますが、医療脱毛であれば1年以内に効果を時間できます。
蓄熱脱毛は痛みが少ない
医療脱毛で使われているレーザーは、パワーが強いため美容脱毛より痛みが強くでます。毛が濃い部分は特に痛みが強くなります。その分、高い効果を期待できることがメリットです。ただし、痛みの程度は、脱毛方法によって異なります。痛みの少ない施術を希望するなら、熱破壊式脱毛ではなく蓄熱式脱毛を選択することをおすすめしています。
アフターケアが充実している
医療脱毛はクリニックで行う脱毛です。万が一、炎症等がみられた場合は、医師と看護師が在籍しているので速やかに診察を行い。必要があれば、医薬品を処方いたします。
ビフォー・アフター
IPL脱毛のメカニズム
ターゲット | 発毛因子が出る皮脂腺下部のバルジと呼ばれる領域を効果的に破壊して新たな発毛を停止させます。 |
---|---|
毛周期 | 従来の脱毛レーザーは毛髪サイクル(毛周期)に合わせて施術していましたが、ウルティマ美肌脱毛は、毛が生えていれば施術が可能です。 |
冷却装置 | 搭載の強力な冷却装置によって皮膚を保護します。火傷や熱による痛みなどのリスクがほとんどありません。 |
高速照射 | 1秒間に最大10ショットと、高速連続照射が可能なため全身脱毛などの広範囲の脱毛も短時間で施術が可能です。 |
IPL脱毛の特徴まとめ
- 痛みがほとんどない
- 処置が速い・施術が短時間で済む
- 毛周期に関係なく施術できる
- 美肌効果がある
- 敏感肌でも施術が可能